第3章 電線貫通金物等
3.2 圧着端子と電線端末処理
図3.2.1 端子処理
表3.2.1 端子処理寸法
導体公称断面積(㎟) 圧着中心のずれ
△(mm)導体突き出し長さ
L1(mm)端子筒項と絶縁
被覆との間の裸
導体長さL2(mm)JIS船用電線 1.5~6 ±1.0 0.5~2 0~1 10~35 ±1.5 1~2 0~2 50~95 ±2.0 2~3 0~3 120~300 ±3.0 3~4 0~4
備考1.本表は、JEM-TR 162:2006(圧着端子適用指針)を基準としたものである。
2.B寸法は、JIS C 2805:2010の付表1及び付表2のE寸法による。
3.L寸法(L=B+L1+L2)の計算式は、電線の被覆むき寸法を簡便に求めるための
ものであり、圧着後の形状及び寸法を示すものではない。
4.図3.2.1及び表は、R型端子を示している。2つ穴のRD型端子は、陸上で一部
使用されているが、船舶での使用した例がほとんど無いので、記載していない。